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社内の情報が「誰かの頭の中」にある状態を、Notionで解消する方法

  • 執筆者の写真: 直也 三原
    直也 三原
  • 1月22日
  • 読了時間: 4分
Notionナレッジ


「あの件、どこに資料があったっけ」

「これ、誰に聞けば分かる?」

社内でこういう会話が日常的に起きていませんか。


情報が個人のPCやメールボックス、あるいは特定の人の頭の中にしかない状態は、組織にとって大きなリスクです。

その人が休んだり辞めたりした瞬間、業務が止まる。新しく入った人が戦力になるまでに時間がかかる。同じ質問が何度も繰り返される。


私自身、Notion導入の現場で多くの企業と関わってきましたが、この「情報の属人化」は業種を問わず共通の課題です。


結論を先に言うと、Notionは「情報を置く場所」を作り、「検索できる状態」にすることで、この課題を解消できます。



問題提起:なぜ「共有しているはず」なのに情報が見つからないのか

多くの会社では、すでに何らかの形で情報共有をしています。

共有フォルダ、グループウェア、チャットツール。

でも、情報が見つからない。

その原因は、情報を「置いた」だけで「整理していない」ことにあります。

  • ファイル名が統一されていない

  • フォルダ構成がバラバラ

  • 最新版がどれか分からない

  • そもそもどこに何があるかを知っている人が限られている

この状態だと、結局「知っている人に聞く」方が早くなります。そしてその人がいないと、業務が止まる。



「結局、あの人に聞かないと分からない」は構造の問題

私もクライアントの現場で、同じ状況を何度も見てきました。

ベテラン社員が持っている知識やノウハウは、本人にとっては当たり前すぎて言語化されていない。新人が質問しても「見れば分かるでしょ」で終わってしまう。マニュアルはあるけど、最終更新が3年前。

これは個人の問題ではなく、情報を蓄積・整理・検索できる「仕組み」がないことが原因です。



Notionで「検索できるナレッジベース」を作る

Notionを使って情報の属人化を解消するために、私が実践している方法を3つ紹介します。


1. 情報の「置き場所」を一元化する

まずやるべきことは、情報をNotionに集約することです。

社内規程、業務マニュアル、過去の事例、よくある質問。これらを一か所に集めることで、「どこを見ればいいか」が明確になります。

大事なのは、完璧な整理を目指さないこと。最初は「とりあえず置く」でいい。置き場所が決まれば、あとから整理できます。


2. 検索性を高める構造にする

Notionの強みは、検索機能とデータベース機能です。

情報をページではなくデータベースで管理すると、タグやカテゴリで絞り込みができます。「営業」「経理」「技術」など、部門ごとにタグを付けておけば、必要な情報にすぐたどり着けます。

さらに、Notion AIを使えば、自然言語で検索できます。「新人研修の資料はどこ?」と聞けば、該当するページを教えてくれる。これは従来のファイルサーバーでは実現できなかった体験です。


3. 「更新する人」を決める

情報は放っておくと古くなります。

ナレッジベースを作っても、誰も更新しなければ使われなくなる。だからこそ、各領域に「この情報は自分が更新する」という担当者を決めておくことが重要です。

完璧な網羅性より、「最新であること」の方が価値があります。



最初は「よく聞かれること」だけでいい

いきなり全社のナレッジを整理しようとすると、途中で止まります。


最初のステップとして有効なのは、「よく聞かれる質問」をNotionにまとめることです。

  • 経費精算のやり方

  • 備品の発注方法

  • 社内システムのログイン手順

こういった定番の質問を1ページにまとめるだけで、「まずNotion見て」が成立します。質問する側も、聞く側も、時間が浮く。


この小さな成功体験が、ナレッジベース運用の起点になります。



「誰かの頭の中」を「会社の資産」に変える

社内の情報が特定の人に集中している状態は、その人がいなくなった瞬間にリスクになります。

逆に言えば、情報が整理されて検索できる状態になっていれば、誰が抜けても業務は回る。新しく入った人もすぐに戦力になれる。教育コストも下がる。


Notionはそのための基盤として最適です。



もし今、「あの人に聞かないと分からない」が社内で頻発しているなら、まずは「よく聞かれる質問」をNotionに置くところから始めてみませんか。


具体的な構築方法については、お気軽にご相談ください。


 
 
 

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