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Notionで「知識の属人化」を解決する|専門サービス業で情報が一人に集まらない仕組みの作り方

  • 執筆者の写真: 直也 三原
    直也 三原
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分
Notionで知識の属人化を解決する


※本記事の事例は、実際の支援内容をもとに企業名を仮名にして紹介しています。



「あの件、担当者に聞かないと分からない」が日常になっていませんか?

「この顧客への対応、前回どうしてましたっけ?」

「そのノウハウ、○○さんしか知らないから困る」

「担当が変わったら、また一から説明しないといけない」


こうした場面が日常的に起きている会社では、知識が特定の人だけに集まっている状態、いわゆる「知識の属人化」が進んでいます。


私は小売業で14年間現場を経験し、今はNotionを使った中小企業の業務効率化支援を行っています。

その中で強く感じているのは、知識が一人に集まる問題は「情報を共有しようとする意志」だけでは解決しないということです。

仕組みがなければ、意志があっても情報は個人の中に留まり続けます。



なぜ知識は属人化してしまうのか


共有する手間がコンテンツを作る手間と同じになっている

「あとで共有フォルダに入れておこう」「メールで送ればいいか」と思っているうちに、その情報は誰にも渡らないまま日常業務に埋もれていきます。

情報を共有するための動作が、別の作業として発生してしまうことが問題です。


情報がどこに置かれるか決まっていない

「自分なりのやり方でフォルダを作った」「Excelで管理している」「頭の中にある」。

組織の中で情報の置き場所がバラバラになると、誰かが情報を探そうとしても見つからず、結局「詳しい人に聞く」という行動に戻ってしまいます。


ナレッジを蓄積することの価値が実感されていない

「今すぐの仕事に直結しない」と感じられてしまうと、情報を記録する行動は後回しにされます。

蓄積した情報が後になって役立つ体験が生まれるまで、この意識はなかなか変わりません。



あるコンサルティング会社での実践例

あるコンサルティング会社では、各コンサルタントが長年蓄積してきた顧客対応の履歴、研修資料、分析レポートが担当者の個人管理に委ねられていました。

会社としての知識はあるのに、それぞれの担当者にしか引き出せない状態が続いていたのです。


そこでNotionを導入し、すべての知識をデータベースとして一元管理する仕組みを構築しました。


具体的には、顧客ごとの対応履歴、過去の研修資料、分析の視点や気づきをNotionのページとして記録し、全コンサルタントがいつでも参照できる状態にしました。

Notion AIと組み合わせることで、「以前、同じ業種の顧客にはどんな提案をしたか?」という問いかけに対して、蓄積された記録から関連情報がまとまって返ってくるようになりました。


コンサルタント一人一人の知識が会社全体の資産として機能し始め、担当者が変わっても顧客対応の質が保たれるようになっています。



知識の属人化を防ぐ3つの仕組み


1. 記録と業務を同じ場所にまとめる

「記録する」という行為を、業務とは別の作業にしないことが最初のポイントです。

Notionでは、タスク管理・スケジュール・議事録・ナレッジが一つのワークスペースに集まります。

業務の中で自然と情報が記録される状態を作ることで、「あとで共有しよう」という先送りが起きにくくなります。


2. 情報の置き場所を組織で統一する

「どの情報をどのページに置くか」のルールを決めることが重要です。

カテゴリごとにデータベースを設計し、新しい情報は必ず決まった場所に追加する流れを作ることで、情報が散らばらなくなります。

検索するときも、どこを見れば良いかが明確なので、探す手間が大幅に減ります。


3. 日報でNotionに触れる習慣を作る

どれだけ良い仕組みを作っても、使われなければ意味がありません。

Notionに毎日触れる仕組みとして最も効果的なのが、日報です。

日報を書くためにNotionを開く、その習慣が定着することで、自然とナレッジの記録・参照も日常的な行動になっていきます。

従業員がNotionを毎日必ず使う状態を作れれば、蓄積される情報の質と量は確実に上がっていきます。



私自身の実践

私自身も、複数のクライアントへの対応記録、ナレッジ、セミナーの振り返り、日々の気づきをすべてNotionに集約しています。

情報が一箇所にまとまっているからこそ、一人で10社以上のプロジェクトを並行して進めることができています。


特に効果を実感しているのは、Notion AIとの組み合わせです。

「以前、似たような課題を持つクライアントへの提案はどう作ったか」と問いかけると、蓄積された記録をもとに関連情報が整理されて返ってきます。


自分の経験と知識が、AIによって引き出しやすい形で活きるようになっています。



知識を組織の資産にできると、事業の土台が変わる

属人化した知識は、担当者が離れた瞬間に失われます。

しかし、組織として蓄積された知識は、人が変わっても残り、積み上がり続けます。

Notionは、個人の知識を組織の資産へと変換するためのインフラとして機能します。


情報を置く場所を一つに決め、業務の中で自然と記録が積み上がる仕組みを作る。


この一歩が、知識の属人化という長年の課題を根本から変えていきます。



まずは相談してみませんか

「担当者が変わるたびに、顧客対応の質が下がってしまう」

「社内に蓄積されているはずの知識が、うまく活かせていない」


そんな状況であれば、まずはお気軽にご相談ください。


御社の知識の流れを整理し、情報が自然と蓄積される仕組みを一緒に設計していきます。



株式会社NOMORE 【Notion事務局】

 
 
 

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