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Notionで「プロジェクト管理」を一元化する|誰が抜けても止まらない仕組みの作り方

  • 執筆者の写真: 直也 三原
    直也 三原
  • 6 日前
  • 読了時間: 6分
Notionでプロジェクト管理

※本記事の事例は、実際の支援内容をもとに企業名を仮名にして紹介しています。



「このプロジェクト、今どこまで進んでいる?」が分からない状態になっていませんか?

「進捗確認のためだけに、毎回ミーティングを開いている」

「担当者が休んだ途端、仕事が止まってしまう」

「複数のプロジェクトが同時進行していて、何から手をつければいいか分からなくなる」


中小企業の現場では、こうした状況が慢性的に続いているケースが珍しくありません。

私は小売業で14年間現場を経験し、今はNotionを使った中小企業の業務効率化支援を行っています。


その中で実感しているのは、プロジェクト管理の問題の本質は「今どこにいるかが見えない」ことだということです。

タスクは存在する。担当者もいる。

でも、チーム全体の進捗が一目で分からない。


その状態が続くと、進捗確認のための会議が増え、報告のためのコミュニケーションコストが膨らんでいきます。



プロジェクトが混乱する3つの原因


進捗情報が散らばっている

Excel、メール、チャット、付箋。

情報がバラバラな場所にあると、全体として今どうなっているかを把握するために複数のツールを行き来しなければなりません。

確認するだけで時間が消えていく状態です。


担当者の頭の中にしか情報がない

「あの件はAさんに聞けば分かる」という状態は、Aさんが休んだ瞬間に崩壊します。

タスクの背景や経緯が記録されていないと、引き継ぎのたびに大きなロスが発生します。


締め切りと優先順位が見えない

複数のプロジェクトが動いているとき、どれを先に進めるかの判断基準がなければ、担当者は常に手探りで動くことになります。

締め切り漏れや後回しによる品質低下は、こうした状況から生まれます。



ある菓子製造販売業での実践例

ある菓子製造販売業者では、新しいブランドの立ち上げプロジェクトを複数のメンバーで進めていました。

タスク管理はExcelと口頭確認に依存していたため、誰がどのタスクをどこまで進めているのかをリアルタイムで把握することができない状態が続いていました。

議事録はメールで共有されるだけで、後から経緯を確認するには複数のメールを遡る必要があり、担当者が変わるたびに情報の引き継ぎに時間を取られていました。

そこで取り組んだのが、Notionを使ったプロジェクト管理の一元化です。


プロジェクトごとに一つのハブページを作成し、タスク・議事録・マスターデータ・経費管理を同じ場所に集約しました。


タスクはデータベースで管理し、担当者・期限・ステータスをプロパティとして持たせることで、ボード表示やタイムライン表示で全体の進捗を一目で確認できるようにしました。

議事録もデータベースとして構築し、プロジェクトページとリレーションで紐づけることで、「このプロジェクトに関する過去の意思決定はすべてここにある」という状態を作りました。


この仕組みが整った後は、Notion AIを活用して「このプロジェクトの未完了タスクは?」「先月の打ち合わせで決まったことは?」という問いかけに、蓄積されたデータをもとに即座に回答が得られるようになっています。


担当者が休んでも、Notionを開けば状況が分かる。


進捗確認のためだけのミーティングも、自然と減っていきました。



複数プロジェクトを高い精度で並行管理できている理由

私自身、10社以上のクライアントプロジェクトをNotionで並行管理しています。

クライアントごとにページを作成し、商談記録・提案内容・対応ログ・次のアクションをすべて一箇所に集約しています。


新しい打ち合わせが終わったら、移動中に音声でその日の振り返りを記録します。

「何が決まったか」「先方の反応はどうだったか」「次に自分がやるべきことは何か」。

この記録が蓄積されることで、Notion AIに「このクライアントとの経緯をまとめて」と問いかけるだけで、状況が整理された状態で返ってきます。


複数のプロジェクトを止めずに高い精度で回せているのは、情報がすべてNotionという一つの場所に集まっているからです。


プロジェクト管理とは、タスクを管理することではありません。

情報を集め、誰でも判断できる状態を作り続けることです。



Notionでプロジェクト管理を仕組み化する3つのステップ


1. プロジェクトごとに「一つのハブページ」を作る

プロジェクトに関係する情報がすべて集まる場所を一つ決めます。

タスク・議事録・メンバー・関連資料へのリンクをここに集約し、関係者全員がここを起点に動く設計にします。

「何か確認したいときはここを開く」という習慣が定着するだけで、情報の分散は大幅に解消されます。


2. タスクをデータベースで管理し、担当・期限・状態を見える化する

ExcelやメモからNotionのデータベースに移行します。

担当者・締め切り・ステータスをプロパティとして管理することで、「誰が何をいつまでにやるか」がチーム全員に見える状態になります。

ボード表示やタイムライン表示を活用すれば、進捗の全体像を視覚的に把握できます。


3. Notion AIで「確認のための往復」をなくす

プロジェクト情報が蓄積されると、Notion AIが強力な力を発揮します。

「未完了タスクの一覧を出して」「このプロジェクトの直近の決定事項は?」

こうした問いかけに、蓄積されたデータをもとにAIが回答してくれます。

進捗確認のための会議や報告の往復が、大幅に減っていきます。



「今どこにいるか」が見えると、チームの動きが変わる

プロジェクト管理の本質は、全員が同じ情報を持って動ける状態を作ることです。

担当者に確認しなくても進捗が分かる。


誰かが抜けても、次の人がすぐに動き出せる。


意思決定の経緯が残っているから、「なぜこうなったか」を後から遡れる。

こうした状態が作れると、プロジェクトの失速や属人化による停滞がなくなり、チームとして一貫した品質で仕事を届け続けられるようになります。


情報を一つの場所に集め、全員が「今どこにいるか」を共有すること。

それが、中小企業のプロジェクトを最後まで確実に届ける最も確実な方法です。



まずは相談してみませんか

「複数のプロジェクトが動いていて、どれがどこまで進んでいるか把握できていない」

「担当者が変わるたびに、引き継ぎに時間がかかって止まってしまう」


そんな状況であれば、まずはお気軽にご相談ください。


御社のプロジェクトの流れを整理し、誰が見ても状況が分かる仕組みを一緒に作っていきましょう。

 
 
 

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