Notion AIに「カスタムスキル」が登場!繰り返し業務をコマンド化して、チーム全員の生産性を底上げする方法
- 直也 三原
- 4月10日
- 読了時間: 4分

毎回、同じ指示をAIに入力していませんか?
「Notion AIに毎回同じプロンプトを打ち込んでいる」
「担当者によってAIへの指示内容がバラバラで、アウトプットの質にムラがある」
こんな状況に心当たりはないでしょうか。
AIを活用し始めたばかりの段階では、こうした課題が必ず出てきます。
実は2026年3月、Notion AIに「カスタムスキル」という機能が新たに追加されました。
これによって、繰り返し使うAI指示をコマンド化し、チーム全員が同じ品質でAIを活用できる仕組みが整いました。
今回は、この新機能の概要と具体的な使い方、そして企業での活用シーンをご紹介します。
カスタムスキルとは?
カスタムスキルとは、AIへの繰り返し指示を「スキル」としてページに保存し、ワンクリックで呼び出せるようにする機能です。
たとえば「この文章を三原直也のトーンで書き直して」「このデータから要点を3つ抽出して」といった指示を、毎回入力することなく呼び出せるようになります。
作成したスキルはチームメンバー全員が共有できるため、属人化を防ぎ、誰でも同じ精度でAIを活用できる環境を作れます。
現在はビジネスプランとエンタープライズプランでご利用いただけます。
具体的な使い方
① スキルページを作成する
Notionの任意のページに、AIへの指示内容(プロンプト)を記述します。
たとえば「議事録をもとに、アクションアイテムを担当者別に整理して箇条書きで出力してください」といった内容です。
② ページをスキルとして登録する
ページ右上の「···」メニューを開き、「AIと連携」→「AIスキルとして使用」を選択します。
これだけで、そのページがカスタムスキルとして登録されます。
③ スキルを呼び出す
呼び出し方は2通りあります。
テキストを選択したときに表示されるテキスト選択メニューから使用する
エージェントチャットで@スキル名とメンションして使用する
一度登録してしまえば、誰でも同じ指示を一瞬で実行できます。
④ スキルを改善し続ける
スキルはページとして管理されるため、内容を編集すれば即座に全員のスキルが更新されます。
「先週の指示だとアウトプットが少し粗かった」と感じたら、ページを修正するだけでOKです。
企業での活用シーン
営業チームの議事録整理を自動化する
「商談後の議事録からネクストアクションを抽出して、担当者・期限つきの一覧にまとめる」というスキルを作成しておけば、営業メンバー全員が同じフォーマットでアクション管理を行えます。
マネージャーが毎回確認・修正する手間がなくなり、管理コストを大幅に削減できます。
外部発信コンテンツの品質を統一する
ブログ記事やSNS投稿の文体・トーンを定義したスキルを作成すれば、誰が執筆してもブランドイメージが一致したコンテンツを量産できます。
「ライターごとに文章の雰囲気が違う」という悩みを、仕組みで解消できます。
社内マニュアルの更新を効率化する
「この業務手順を、新入社員でもわかるマニュアル形式に書き直す」といったスキルを持っておけば、現場担当者がスムーズにドキュメントを更新できるようになります。
専門知識がなくても、AIが整った形式に変換してくれます。
「仕組み化」こそがAI活用の本質
私がこの機能を評価する理由は、「属人化を排除し、プロセスを改善し続ける仕組みを作れる」点にあります。
AIに毎回バラバラな指示を出すのは、「毎回違うレシピで料理する」のと同じです。
アウトプットの質は安定せず、ノウハウは個人の中に閉じたままになります。
カスタムスキルを使えば、ベストプラクティスをチームの資産として蓄積できます。
「1度作って終わり」ではなく、実際のアウトプットを見ながらスキルを磨き続けることで、AIの精度は複利的に上がっていきます。
「個人の能力」ではなく「組織の仕組み」として生産性を高める——これがNotionを活用する本質だと考えています。
まずは1つのスキルから始めてみてください
カスタムスキルは、大がかりなシステム構築は不要です。
「毎週繰り返しているAIへの指示」を1つピックアップして、スキルとして登録するだけで始められます。
「うちの会社でどう活用すればいいか、具体的なイメージがわかない」という場合は、ぜひ一度ご相談ください。
業務フローを整理した上で、御社に合ったスキル設計のご提案をいたします。
株式会社NOMORE 【Notion事務局】



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