top of page

Notionで「あの人しか答えられない」を減らす|専門知識をAIに引き継ぐ仕組みの作り方

執筆者の写真: 直也 三原
直也 三原
4 日前
読了時間: 3分
Notion 属人化を減らす

※本記事の事例は、実際の支援内容をもとに企業名を仮名にして紹介しています。



社内で何か確認したいとき、「その件はあの人に聞かないと分からない」と手が止まってしまうことはありませんか。



頼られる人ほど質問への対応に追われ、本来進めたい提案や顧客対応に時間を使いにくくなります。一方で、周囲も忙しそうな相手に声をかけづらく、確認を後回しにしてしまいがちです。



この状態は、個人の頑張りだけで解決しようとせず、知識をチームで使える形に整えることから見直してみるのが有効です。



質問が集まる人を責めず、知識の置き場所を整える


Notion 質問対応を減らしチームの可能性を広げる


属人化は、特定の人が悪いから起きるわけではありません。



仕事を丁寧に積み重ね、顧客や商品、過去の判断をよく知っている人に、自然と質問が集まるだけです。

まずNotionに、手順書だけでなく「なぜこの判断をしたのか」「どのような例外があったのか」といった業務の背景も残していきます。



単に資料を並べるのではなく、更新する担当と見直すタイミングを決めることが大切です。最新の情報が見つかる場所になれば、質問する側も安心して確認できます。



AIは「専門家の代わり」ではなく、最初の相談窓口にする

Notionに情報が蓄積されてきたら、AIに参照させて、よくある質問への最初の回答を担ってもらう方法があります。



このとき重要なのは、AIに何でも任せることではありません。回答してよい範囲、参照する情報、判断が難しいときに誰へ引き継ぐかを、あらかじめ分けておきます。



たとえば、日常的な手順確認はAIが案内し、顧客ごとの例外対応や金額・契約に関わる判断は担当者へ引き継ぐ設計です。

これなら、確認を待たせにくくしながら、大切な判断を曖昧にしない運用を目指せます。



実際の取り組みから見える、小さく始める価値

あるBtoBサービス企業では、社内からの質問が一人の営業担当者へ集中していました。



そこで、専門家が持つ知識や過去のやり取りをNotionに集約し、チームがチャット上で最初に確認できるAIの相談窓口を設けました。重要な内容は人が会話に加わる形を残し、回答だけを自動化するのではなく、知識を更新する流れも整えています。



この事例から学べるのは、最初から全社向けの大きな仕組みを作る必要はないということです。

「質問が最も集まる人」と「繰り返し聞かれる業務」を一つ選び、記録、回答、見直しの流れを小さく回してみていただけると嬉しいです。



専門知識を、次の仕事を生む資産に変える

AI活用の目的は、誰かを置き換えることではありません。



質問への対応に使っていた時間を、提案の質を高めることや、顧客との対話、新しい改善に振り向けられる状態をつくることだと私は考えています。

Notionは、情報を保管するだけでなく、組織の記録を次の行動につなげる業務基盤です。



静岡を拠点に、オンラインで全国の中小企業のNotion構築・伴走支援を行っています。

「どこから記録を整えればよいか」を気軽に整理したい方は、業務基盤タイプ診断をご利用ください。自社の業務課題や改善の優先順位を見つめ直すきっかけになり、診断結果はメールで届きます。



株式会社NOMORE 【Notion事務局】

 
 
 

コメント


bottom of page