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Notion AIに「カスタムエージェントの管理者コントロール」が登場!クレジット上限とガードレールで安心してAI社員を全社展開する方法

  • 執筆者の写真: 直也 三原
    直也 三原
  • 4 時間前
  • 読了時間: 4分
Notionカスタムエージェントの管理者コントロール機能

Notion AIのカスタムエージェント(AI社員)を導入する企業が増えるなかで、

「誰でも作れるようにしたいけれど、クレジット消費が読めない」

「気づいたら想定以上に課金されていた」というご相談をいただくことが増えてきました。


2026年5月、Notionはこの不安に正面から応える形で、カスタムエージェント向けの管理者コントロール機能をリリースしました。


今回は、この新機能の中身と、企業で運用するときの具体的な活かし方をお伝えできればと思います。



どんなアップデートなのか

これまでカスタムエージェントは「作る側の自由度」が高い一方で、管理側の可視化と制御が追いついていない部分がありました。


今回のアップデートで、以下のような管理機能が一気に整いました。

  • カスタムエージェントを 作成できるメンバー を個人またはユーザーグループ単位で制限

  • エージェントごとの クレジット上限 を作成者と合意のうえで設定

  • Enterpriseプランでは ワークスペース全体のクレジット上限 を一括設定

  • クレジット消費が想定を超えるエージェントを 管理画面から即座に一時停止

  • クレジット枯渇前のメール・アプリ内通知、消費が急増した新規エージェントの自動一時停止


「コストが読めないからAIは止めておこう」となりがちだった企業にとって、安心して全社展開へ踏み出せる材料がそろってきたと感じています。



具体的な使い方


操作はシンプルです。


1. 作成権限を絞る

設定 → Notion AI → Agents から、エージェントを作成できる対象を選びます。

最初は推進担当や一部のチームだけに権限を渡し、運用が安定してきたら段階的に広げていく進め方をおすすめしています。


2. エージェントごとのクレジット上限を決める

設定 → Notion credits の利用ダッシュボードから、各エージェントのクレジット上限を作成者と一緒に設定します。

業務頻度の高いエージェントは多めに、まだ検証段階のエージェントは少なめに、と用途に合わせて配分できると安心です。

Enterpriseプランでは、ワークスペース単位で一括の上限も設定できます。


3. ダッシュボードで使用状況を追う

Notion credits ダッシュボードでは、エージェント別の消費量・推移・直近のアクティビティが一覧できます。

想定を超えるペースで動いているエージェントを見つけたら、設定 → Notion AI → Agents から一時停止し、作成者と一緒に指示書を見直す、というフローが組めます。



企業での活用シーン

私自身、Notion上で40名を超えるAI社員を運用していますが、いちばん難しいと感じていたのが「クレジット消費の見える化」でした。


議事録まとめくん、経営分析レポートくん、メルマガ作成くん、役割ごとにAI社員を増やしていくと、便利な反面、どのエージェントがどれくらい動いているのかが見えにくくなっていきます。


今回のアップデートで、私自身の運用フローも次のように整えなおしているところです。

  • 検証段階のAI社員は 低めのクレジット上限でスタート

  • 業務に組み込まれて成果が安定したものから 段階的に上限を引き上げ

  • 月次でダッシュボードを確認し、想定外の消費があれば指示書を見直す

これをそのまま、企業のNotion運用に当てはめてみると、いくつかの設計の指針が見えてきます。


たとえばAI社員を全社展開する場合、最初から全員に作成権限を開放するよりも、まずは管理者や推進担当だけが作れる状態でスタートし、運用ナレッジが溜まってから現場メンバーへ広げていく方が、結果として定着スピードが早くなります。


また、部署ごとの業務量に合わせてクレジット上限を分けておけば、「特定の部署のAIだけが大量に動いて、他部署の予算が圧迫される」といった偏りも防ぎやすくなります。

クレジット消費の制御は、単なるコスト管理ではなく、AI社員を組織の資産として育てていくためのガードレールだと捉えていただけると、運用がぐっと進めやすくなると感じています。



まずは小さな一歩から

「うちでもAI社員を導入したいけれど、どこから手を付ければいいかわからない」「コストが読めないので踏み出せない」というご相談は、本当に多くいただきます。


いきなり全社展開を目指す必要はなく、まずは一つの部署・一つの業務から、今回の管理機能と合わせて小さく始めるところからで十分です。


御社の状況に合わせた進め方を、一緒に考えさせていただけたら嬉しいです。



株式会社NOMORE 【Notion事務局】


 
 
 

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