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Notion 3.8「列ごとのアクセス権限」が登場|給与や見積金額を必要な人だけに見せる設定方法

執筆者の写真: 直也 三原
直也 三原
5 時間前
読了時間: 3分
Notion 列ごとのアクセス権限が登場

概要:データベースの「列」単位で、見せる・隠すを選べるように



2026年10月13日に公開されたNotion 3.8で、長年要望の多かった機能がついに実装されました。データベースのプロパティ(列)ごとに、誰が見られるか、誰が編集できるかを設定できる機能です。



これまでは、ページ単位でのアクセス制限しかできませんでした。そのため「同じ顧客データベースをみんなで使いたいけれど、金額や取引条件の列は経理担当だけに見せたい」という場合、データベースを分けて管理するしかありませんでした。



今回のアップデートで、1つのデータベースのまま、列ごとに公開範囲を変えられるようになっています。



こんな企業の、こんな困りごとにおすすめです



  • 顧客情報は共有したいが、見積金額や報酬率までは担当者全員に見せたくない

  • 人事の評価メモや給与情報を、同じ名簿データベースの中で管理したい

  • 外部パートナーやパートスタッフに、一部の情報だけを共有したい



逆に、いまチーム全員がすべての情報を見て問題なく回っているなら、急いで設定する必要はありません。情報共有の透明性を重視する運用も、立派な選択肢だと考えています。



具体的な設定方法

設定できるのは、Business / Enterpriseプランのワークスペースで、そのデータベースに「フルアクセス」の権限を持つ人です。パソコンのブラウザかデスクトップアプリから操作します(スマホでは設定の変更はできません)。


Notion データベース列の権限設定5ステップ

  1. 元のデータベースをテーブルビューで開きます(リンクドビューではなく原本で操作します)

  2. 制限したい列のメニューを開き、「プロパティへのアクセス」を選びます

  3. まず全員向けの基本権限を選びます(「表示のみ」「値のみ編集可」「非公開」など)

  4. 例外として、特別に見せたい人やグループ、エージェントを追加し、権限を選びます

  5. 「プレビュー」で特定のメンバーからどう見えるかを確認してから保存します



制限を設定できるのは1つのデータベースにつき最大20列まで。最初の設定は保存に数分かかることがあります。



設定後は、権限を持たないメンバーの画面で実際の見え方を確認してみていただけると安心です。なお、データベースにフルアクセス権限を持つ人は、列の制限に関わらずすべての列を見ることができる点にご注意ください。



株式会社NOMOREでの活用シーン

私たち株式会社NOMOREでも、顧客管理や経費・請求の記録をNotionのデータベースで一元管理しています。


これまでは「共有してよい情報」と「限定したい情報」で台帳を分けていましたが、列ごとの権限が使えるようになれば、1つのデータベースのまま運用を続けられます。



もうひとつ、私たちが日頃から大切にしているのは「自動化する作業」と「人が判断する領域」の線引きです。定型の登録作業はAIエージェントに任せつつ、料率や報酬額のような取引条件は担当の人が確認・修正する、という運用をしています。



列ごとの権限はAIエージェントにも個別に設定できるため、「エージェントには参照させるが、特定の列は人しか触れない」という設計も可能になります。

情報を守りながら、仕組みの恩恵は受け取る。この両立が進めやすくなったのは、中小企業にとって嬉しい変化だと感じています。



おわりに

「便利に共有したい」と「見せるべきでない情報は守りたい」の間で迷った経験がある方は、ぜひこの機能を試してみてください。



自社の業務課題や改善の優先順位を、もっと気軽に整理してみたい方には「業務基盤タイプ診断」もご用意しています。診断結果はメールでお届けしますので、隙間時間にぜひお試しください。



静岡を拠点に、オンラインで全国の中小企業のNotion構築・伴走支援を行っています。

株式会社NOMORE 【Notion事務局】



 
 
 

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