AIへの指示は「詳しく書く」ほど外れる|NotionのAI社員を育てる「方向だけ伝える」3つのコツ

※本記事の事例は、実際の支援内容をもとに企業名を仮名にして紹介しています。
指示を一生懸命書いたのに、思い通りにならない
ChatGPTやNotionのAIに、丁寧で長い指示文を書いたのに、返ってきた答えがなんだかズレている。そんな経験はありませんか。
実は私自身、同じところでずいぶん悩みました。細かく書けば書くほど、AIが余計なところに気を取られて、本当に欲しかったものから遠ざかっていく。指示の「詳しさ」が、そのまま成果の「正確さ」になるわけではないのです。
方向だけ伝える、という形にたどり着くまで
転機になったのは、プレゼンで使う画像をAIに作ってもらったときのことです。
最初は色の指定から構成まで、細かく指示を書いていました。ところが途中で思い直し、「載せるもの・載せてはいけないもの・強調したいもの」だけを伝えて、配色や表現はAIの判断に任せてみました。すると、細かく縛ったときよりも、ずっと自然で使いやすい仕上がりになったのです。
人に仕事を任せるときと同じで、手順を全部指定すると相手の良さが消えてしまいます。AIにも「目的と方向」だけを渡すほうが、うまくいくことが多い。私はそう考えるようになりました。
今日から試せる3つのコツ

1. 本質を1文で伝える
私がNotionのAIに修正をお願いするときは、「ここを1か月後には、その時点の前後1か月が見えるようにしたい」など、本質だけを1文で伝えます。あとの細かい設計はAIに任せます。
2. 「載せる・載せない・強調」の3つだけ指定する
資料や画像を作ってもらうときは、この3点だけを伝える。色や言い回しの細部まで縛らないほうが、AI本来の力が出てくれます。
3. 指摘は1回で終わらせず「ルール」にする
仕上がりがズレていたら、責めずに事実だけ伝えます。そして大切なのは、その指摘をAI社員の指示書に追記して、次から自動で守られる仕組みにすることです。Notionなら、この「改善の蓄積」がそのまま会社の資産になります。
セミナーの現場で感じたこと
弊社のNotionセミナーでも、この「AIへの指示の出し方」は多くの方がつまずくポイントです。
実際にAI社員の作り方を体験された、自動車関連の会社の経営者の方からは、「社員エージェントの入れるタイミングや動き方が理解できて、心の底から楽しかった」という声をいただきました。
細かい命令文を覚えるのではなく、「役割と方向を伝える」という考え方が分かると、AIとの付き合い方が一気に楽になるようです。
まとめ
AIは、完璧な指示を待つ機械ではなく、方向を共有すれば一緒に育つパートナーです。
まずは今日の1件だけ、「載せる・載せない・強調」の3つでお願いしてみてください。思っているより、ずっと素直に動いてくれるはずです。
「うちの業務のどこからAIに任せればいいのか分からない」という方は、無料の業務基盤タイプ診断で、自社の課題と優先順位を気軽に整理してみていただけると嬉しいです。
結果はメールでお届けします。
静岡を拠点に、オンラインで全国の中小企業のNotion構築・伴走支援を行っています。
株式会社NOMORE 【Notion事務局】



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