Notionフォーム×エージェントで「問い合わせ対応」が止まらない仕組みを作る:情報が散る会社ほど効く導線設計
- 直也 三原
- 2 日前
- 読了時間: 3分

「問い合わせが来たのに返答が遅れる」
「担当者が不在だと止まる」
「結局、誰が何を対応したか分からない」
この手の問題は、能力不足ではなく“情報の置き場”と“次の行動のルール”が決まっていないことが原因です。
ここ最近、Notionはエージェント機能とフォーム生成が強化され、「集める→整理する→動かす」までを一気通貫で作りやすくなりました。
今日は、企業がハマりがちな“問い合わせ対応の属人化”を、Notionだけで崩さずに整える設計をまとめます。
企業が陥る3つの地雷(ここを放置すると永遠に回らない)
入口が複数ある
メール、チャット、SNS、電話メモ、Webフォームなどが混在し、情報が分散します。
情報が揃わないまま動き出す
要件が曖昧なままやり取りが増え、担当者の負荷と工数が膨らみます。
判断が人に依存する
「誰が見るか」で対応品質が変わり、引き継ぎもできません。
解決策:フォームで入口を1つにし、エージェントで“次の行動”を固定する
考え方はシンプルです。
フォームで情報を必要十分に揃えて受け取る
受け取った内容をデータベースに保存する
エージェントに「分類・優先度判断・次アクション作成」を任せる
人は“返すべき答え”と“決めるべき判断”に集中する
ここが上手くいくと、問い合わせ対応は「頑張って回す仕事」から「自然に回る運用」になります。
実装イメージ(Notionで作る最小構成)
1) 問い合わせDB(まずはこれだけで良い)
最低限の項目はこの5つで十分です。
件名
相談内容(本文)
会社名 / 氏名
緊急度(選択)
ステータス(未対応 / 対応中 / 完了)
ポイントは、最初から項目を増やさないことです。
入力が面倒になると、フォームが機能しなくなります。
2) フォームは「聞く順番」が9割
フォーム設計のコツは、いきなり詳細を聞かないことです。
最初に「どの相談か」を選ばせる(例:導入相談 / 運用改善 / 社内教育 / その他)
次に「困っている状況」を短文で書かせる
最後に「期限」「関係者」「今ある資料」を任意で添付させる
人は“自分が何を答えるべきか”が見えると入力できます。
逆に、自由入力だけにすると高確率で情報が足りません。
3) エージェントに渡す指示は「判断基準」と「出力形式」を固定する
エージェント活用が失敗する典型は、ふわっと「いい感じに整理して」だけで終わることです。
運用で効く指示は、次の2点を固定します。
判断基準
例:緊急度が高い条件、対応期限の決め方、誰にアサインするかのルール
出力形式
例:
要約(3行)
課題の整理(箇条書き)
次の質問(足りない情報を3つまで)
タスク化(誰が、いつまでに、何をするか)
ここまで型が決まると、担当者が変わっても品質が落ちません。
うまく回る会社の共通点:問い合わせを「案件化」しない
相談は最初から案件ではありません。
だから、最初から「提案資料作って」「見積作って」と進めると、空振りが増えます。
おすすめは、Notion上で以下を分けることです。
問い合わせ(入口、未確定)
商談(要件が揃ったら移す)
プロジェクト(受注後)
この3段階に分けるだけで、現場の疲弊が一気に減ります。
売上に直結するのは、実は“提案力”より“整理と分岐”です。
まとめ:Notionは「管理ツール」ではなく「判断と行動の土台」になる
問い合わせ対応は、放置すると必ず属人化します。
ただ、仕組みは難しくありません。
入口をフォームで統一する
情報をDBに集める
エージェントに分類と次アクションを固定させる
人は判断と関係構築に集中する
この形が作れると、対応が速くなるだけでなく「相談した側の安心感」も上がります。
対応が整っている会社は、それだけで信頼されます。



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